ふれあい牧場で、素晴らしい景色と可愛らしい牛達に癒された後は、とうとう八丈富士の頂上を目指す!
ふれあい牧場については前回の記事をどうぞ↓
八丈富士の登山エリアは、このふれあい牧場からバイクで10分掛からないくらいの所。
走っているだけで自分が、どんどん高い場所に向かっているのが実感できる。
途中、気圧の変化で耳がおかしくなってしまったが、無事に登山エリアに到着。
八丈富士の入り口まで来ました!
いきなり、こんないかつい扉があり、びびってしまったがこれは、どうやら野生動物が山を下りてしまうのを防ぐ為らしい。
八丈島は歩いていると、たまに何の動物かわからないような鳴き声が聞こえてくる。
これだけ、自然の多い島だから野生動物も多く生息しているのだろう。
ともかく、八丈富士の登山開始だ。
初めは、こんな階段と登り道をひたすら上がっていく。
これが地味にきつく、足腰にかなり効く。
僕は普段、自転車やボルダリングなど、体を動かしている方だけどそれでも足はガクガクだった。
30分くらい登った地点の風景。街がもう、あんなに小さい。
それにしても本当に綺麗な島だな。
ちなみにここは大体、中間地点なのであと、もう半分このきつい階段を登らないといけない。
他のメンバーはもう死にそうな顔しながら登っている笑
僕もかなり体力を消耗してしまった。
それでも、今更諦めるわけにはいかないのでひたすら登り続ける!意外とサンダルでもいけるんだね!
八丈島みたいな海も山もある場所では、KEENの「ユニーク」を1つ持っていけばめちゃめちゃ重宝する。
水陸両用で海も履いたまま入れるし、ソールがしっかりしているので八丈富士も余裕で登れた。
舗装された道がなくなり、ケモノ道みたいに
大体、1時間登ったところで階段が終わり、ケモノ道みたいな道に変わった。
もう、景色がすごい。
そして、風が強すぎて足に力を入れていないと、すぐに飛ばされそうになる。
道も今までのコンクリートから砂利に変わった為、疲労が更に蓄積されていく。
でも、360°絶景のパノラマなので頑張れる!
草が段々、高くなっていってもうかき分けながらじゃないと進めない。
てか、ほとんど道とは呼べない状態なんですけど。
そして、カナブンの死骸が尋常じゃないくらい落ちてる。
伊豆大島の裏砂漠に行った時も、大量のカナブンの死骸が落ちてたけど、標高の高い所ってカナブンが住みやすいのだろうか?
もう、こんな状態だから体に虫が付いていようが、気にならなくなる。
それよりも登ることに必死!
意外と蚊はいなかったので、それはありがたかった。
虫よけスプレーはしてきたけど、島の蚊は生命力が強すぎてほとんど効かないからね。
一面、緑と青が広がる最高の景色!
てか、ホント景色すごいな!
そして、写真を見て自分達がとんでもない所を歩いてきたのだなと実感。
これ、すぐ下が崖だからね。
何か所か足を踏み外したら崖から落ちるような道があったりと、想像していた以上に危険な場所だった。
僕も尋常じゃない強風で何度か落ちそうになった。
制覇は近いぜ!この日は最高の晴天でとても気持ち良かった。
八丈島は雨が多い島なのだけど、運がよくすべての日程で天気に恵まれた。
それでも、山の天気は変わりやすいし、雨も想定していたのだけど見ての通り、綺麗な青空。
ただ、やはり山は天気が読めない(八丈島は雨が多いし)ので、ゴアテックスのレインジャケットは必ず持っていくべき!
コスパ最強なのは、やはりモンベルの名作「ストームクルーザー」だね。僕も持っていったよ。
ゴアテックス3レイヤーで、15,000円前後というのはかなり破格!
途中、こんな洞穴もあったりで、本当に冒険感が半端ない!
いやー、山遊びハマりそうだな。
疲労はすごいけど、なんか少年に戻れるというか、遊園地のアトラクションとは違ったリアルなワクワク感がすごい。
やっぱり、自然の中にいる時が一番元気が出るんだよね、人間って。
冒険者風の1枚笑
僕の髪の乱れがいかに、強風続きだったかを物語ってる。
まだまだ、登りますよー。
もう、後半は道はほとんどなくなり、勘で歩けそうな所を探しながら歩いていく。
こんな、崖の端っことかも登っていく。こことか今見るとホント危ないな~。
でも、登山中はドーパミン全開で怖いっていう感覚があまりないんだよね。
自分が自然の一部になっていく感覚というか。
登山にハマる人ってこの感覚が好きで危ない山でも登っていくのかなと思ったり。
そんなこんなで道なき道を進み続けて・・・
やっと登りきった!
八丈富士攻略!
いや、正確にはこれを1周するお鉢巡りをする予定だったんだけど、時間的に断念。
まあ、頂上まで登ったし、僕は十分満足ですよ。
まだ、この後島も周りたいし、体力的にもこの辺が限界かな。
みんなこの時はけが人だらけだったしね笑
それにしても、神々しい山だったな。
パワースポットとかそんな言葉では表現できないくらい、何か特別な力を感じる山だった。
一時はどうなることかと思ったけど、登れてよかった!
そして、来た道を戻る。
あ、そうそう、帰り道にこの八丈富士の中に神社があるらしいということで寄り道してみたんだけど、これがまたとんでもない悪路だった。
蜘蛛の巣だらけだし、ほとんど道ないし、明らかに人が通った形跡がない。
それでも、僕達は歩き続けた。
てか、
明らかに山歩きが上手くなってる!
この、数時間の登山で道のない茂みを歩くのがかなり上達してることに気付いた!
蜘蛛の巣があろうが、落とし穴みたいな見えない窪みがあろうが、簡単に進めるんだよね。
慣れってすごいなと思った。
そして、無事到着!
想像していた神社と違って、鳥居が2個あるだけだった。ここは浅間神社というらしい。
石がたくさん置いてあるのは、海から拾ってきた石をここに供えるのが風習だかららしい。
僕達は石を持ってきていないので、無事下山できるように祈ることに。
昭和45年にできたみたいだ。
それにしても、手入れされた形跡がない。ま
あ、こんな場所だから来るのも大変だしなーと思っていたのだが、実はここ、
今は立ち入り禁止らしい(2015年8月時点)
すみません。知りませんでした。
いやー、通りで来るまでの道で最近、人が通った形跡がないと思った!
知らなかったとはいえ、立ち入り禁止の神社に来て、しかも写真まで撮っちゃってかなり罰当たりだけど大丈夫だろうか?
そして、無事下山もでき、八丈富士の冒険はこれで幕を閉じた。
帰りの下りもかなり堪えたけど、とても印象深い山だった。
正直、危ない場所も結構あるので、自信のある人じゃないとオススメできないが、八丈島に来たら是非味わって欲しい絶景ポイントだ。
標高854mと、決して高い山ではないが、富士山とも違う、独特の雰囲気を纏った山である。
ただ、虫が多いので問答無用で目にアタックされる笑
なので、旅用に少し丈夫なサングラスを持って行こう。
(オークリー)OAKLEY サングラス メンズ Frogskins (Asia Fit) 0OO9245 0888392071583Matte Black One Size
丈夫さだとオークリーのフロッグスキンがおすすめ。
ショットガンでも壊れないレンズでできてるから、岩場に落としても傷一つつかない。
この後は、温泉と海を満喫してきます!次回に続く。
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を利用するといいですよ。旅慣れてる人には言うまでもありませんが!
では!