おすすめコードバンベルト5選|失敗しない選び方や注意点を徹底解説


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こんにちは、イティーです。

僕は普段レザーベルトを愛用しているのですが、革の種類によってはすぐに折れてしまったり、劣化したりしてしまいます。

また、安い革だとコーデ全体も安っぽく見えてしまいます。

ベルトって以外と見られる部分なんですよね。

そこでおすすめしたいのが「コードバン」のベルトです。

今回は、革好きの憧れであるコードバンの魅力をたっぷりと語っていきたいと思います。

また、おすすめのコードバンベルトも紹介していきますね。

コードバンってどんな革?

そもそも、コードバンとはどんな革なのでしょうか?

コードバンは「革のダイヤモンド」と称されるほどツヤを持った革です。

革の王様に相応しい風格で、光沢はあるけど嫌らしい輝きではなく、深いツヤ感を放っているんですよね。

そんな美しい見た目から、ベルトや靴、財布などによく使われています。

肝心の部位ですが、コードバンは馬のお尻から採取されます。

お尻なので、一頭からほんのわずかしか取れません。

そんな希少性から高価な値段になってしまうのですが、コードバンが愛される理由は希少性だけではありません。

特筆すべきはその「強度」ですね。

とても頑丈であることで有名なコードバンですが、強度はなんと牛革の3倍!

引き裂きにも強く、ちゃんと手入れをしていれば一生使える代物です。

その手入れも、ブラッシングとたまにクリームを塗るだけなのでとても簡単です。

使えば使うほど、深まるツヤに毎日眺めてしまうという中毒者も出るほどです笑

とにかく、革好きにとってコードバンは憧れの革であり、共に年を重ねていく相棒のような存在なんです。

もちろん、僕もコードバンは大好きです。

コードバンベルトを使う時の注意点

コードバンは強度の高い非常に丈夫な革です。

しかし、一つだけ弱点があります。

それは、水に弱いということ。

コードバンが水を吸うと、繊維が膨れ上がって水ぶくれのような状態になってしまいます。

そのため、雨の日などはなるべく濡れないように注意する必要があります。

もし、濡れてしまった場合はタオルなどで優しく水気を取り、少量のクリームで上から押し込むように塗布してください。

膨れ上がった繊維が再び寝るので症状が緩和します。

コードバンのベルトを選ぶ3つのポイント

ここでは、コードバンのベルトを選ぶ時のポイントを紹介したいと思います。

決して安い買い物ではないので、ポイントをしっかり抑えて満足できる高品質なコードバンベルトを手に入れましょう。

2万円以上のものを選ぶ

コードバンと一言でいっても品質には大きなバラツキがあります。

コードバン特有の深いツヤ感がなかったり、最初から傷が多かったりと品質の悪いものが存在するからです。

僕の経験から、それは価格が極端に安いコードバンベルトに多いです。

革の質だけでなく、ベルトのステッチの縫い方が汚かったりといった職人の腕の違いも如実に現れるものなので、あまり安すぎるベルトはおすすめしません。

基準としては、2万円以上のものを選べば粗悪なコードバンベルトは避けられると思います。

そして、3万円以上出せば最高級のコードバンベルトが手に入るでしょう。

特に、アメリカの「ホーウィン社」のコードバンベルトは品質も最高級なので、予算に余裕がある人はホーウィン社のものを選んでおけば間違いありません。

ホーウィン社は、革靴で有名な「オールデン」にコードバンを提供している名門タンナー(皮革製造業者)です。

革製品は、価格と品質が直結する製品なので、ケチってしまうと安物買いの銭失いになってしまい結果的に損してしまいます。

コードバンのベルトを購入する時は、予算は多めに用意しておくようにしましょう。

色は「黒」か「バーガンディー」を選ぶ

コードバンのベルトは深い光沢感があり、とても美しいです。

そんな光沢感を最も強調する色が「」と「バーガンディー」です。

他の色のコードバンも美しいのですが、黒とバーガンディーがコードバンの艶を最も体現するのに相応しい色です。

黒のコードバンは、まるで黒真珠のような妖艶な輝きが特徴。

セクシーさを演出したいという人は黒を選べば間違いありません。

そして、バーガンディー。

聞きなれない色だと思いますが、バーガンディーとは暗い紫がかった赤のこと。

フランスのブルゴーニュ産赤ワインの色を差していると言われています。

実際見ると赤みがかった茶色にも見えます。

コードバンにおいてはバーガンディーは定番色でとても人気のある色です。

オールデンの靴もバーガンディーが一番人気ですね。

光の当たり方によって、「茶」「赤」「紫」の3色がグラデーションのように移り変わっていくのが特徴で、とても幻想的な輝きを放ちます。

コードバンのベルトを選ぶならこの「黒」と「バーガンディー」を候補に選ぶのが失敗しないコツです。

革専門ブランドのものを選ぶ

これ、かなり重要です。

革製品を買うなら、革をメインに扱っているブランドを選ぶのが大切です。

先述した「ホーウィン社」などがそうですね。

革のなめしや加工などは技術の差が表れやすいので、革製品の扱いに慣れた革専門のブランドのものの方が高品質です。

ベルトや財布で人気なポー◯スミスやバー◯リーなどは正直、革の品質も良くないし選ぶ理由がありません。

「餅は餅屋」という言葉もある通り、専門ブランドの商品の方が優れているので、革専門のブランドのベルトを選ぶようにしましょう。

人気ブランドや聞いたことのあるブランドだからといって適当に選ぶと失敗の原因になります。

本物志向におすすめなコードバンベルト5選

それでは、しっかりとした高品質のコードバンベルトが欲しいという方のために、僕が選んだ5つのコードバンベルトを紹介したいと思います。

どのベルトも革質、縫製共に最高のものばかりです。

クライス シェルコードバンベルト

 

 

ベルトを中心としたレザーグッズの製造を手がける「クライス」。

ドイツの熟練職人がハンドメイドで作る数々の革製品は、堅牢なレザーに繊細な縫製技術が合わさってまさに芸術の域まで達しています。

そして、何と言っても使用しているコードバンは「ホーウィン社」の最高品質なレザーなので、大事に扱えば一生使えるほど。

販売の9割が本国ドイツで、まだまだ日本ではマイナーなブランドですが、品質の高さはトップクラスなので最高のコードバンベルトが欲しいという方はぜひ選んでみてはいかがでしょう?

価格は、46,440円(税込)とかなり高額ですが、本物志向の人も満足できる最強のベルトです。

幅は30mm、カラーは「ブラック」と「バーガンディー」の2種類です。

サイズは「75、80、85、90、95」の5サイズとなります。

KTルイストン コードバンレイヤードベルト

オールデンの総輸入代理店である「LAKOTA(ラコタ)」による革小物ブランド「KTルイストン」。

コードバンがまだあまり流通していなかった90年代から、コードバンにフォーカスして展開しており、コードバンを知り尽くしているといっても過言ではない革専門ブランドです。

製法もアイテムによって最適な仕様で使い分けて、丁寧なものづくりを行なっています。

全ての商品がMade in Japanなので、作りは一級品です!

コードバンに強みを持っているブランドなので、コードバンも高品質なものだけを使用していてベルトとしての完成度の高さは目を見張るものがあります。

価格は、21,600円(税込)とコードバンベルトの相場では標準的な価格帯です。

品質と価格のバランスで考えると、KTルイストンのベルトは間違いなくNo1と言えるでしょう。

「ホーウィン社のコードバンがいい!」といったこだわりの強い方以外は、このKTルイストンのコードバンベルトを強くおすすめします。

幅は30〜32mmで、カラーは「ブラック」と「ダークブラウン」の2種類です。

サイズは「75、80、85、90」の4サイズとなります。

KIETH(キース) ノーステッチコードバンベルト

 

 

日本の革小物ブランドである「KIETH(キース)」。

アメリカ産の上質なコードバンを、日本で水染め加工しており、重厚な光沢感が印象的です。

この「水染め加工」は、革にじっくりと時間をかけて染め上げる手法のことで、日本でも限られた職人のみが行える技術です。

水染めされたコードバンは、「色の味わい」や「エイジング」など革本来の風合いが残るので、ホーウィン社コードバンとはまた違った表情が楽しめます。

また、ベルトの裏側にはキメの細かい上質なヌメ革(牛革)を使っているので、摩擦が少なくパンツを痛めることはありません。

ヌメ革なので裏側のエイジングも楽しめるといったメリットがあります。

生産はメイドインジャパンなので、作りもしっかりしており、長年愛用することができるでしょう。

価格は22,680円(税込)

幅は30mmでカラーは「ブラック」と「チョコ(ダークブラウン)」の2種類です。

サイズはフリーサイズ(99cmまで)となっています。

プレリー コードバンベルト

1957年の創業以来、最高の品質にこだわってきた日本のレザーファクトリーの「プレリー」。

ベルトだけでなく、靴や財布、ベッドまで多くの革製品を手がけています。

ヨーロッパから取り寄せたコードバンの原革を、日本のタンナーが6ヶ月もの歳月をかけて仕上げているので、非常に滑らかで味わい深いツヤが楽しめます。

また、使用するコードバンは通称”メガネ”と呼ばれるコードバンの中でも希少な部位を使用しています。

コードバンの部位である臀部は左右が分かれていますが、ごく稀に左右が繋がった状態で採取されることがあります。

これがメガネと呼ばれる由縁です(左右が繋がっているので)。

形状上、ベルトを作るのに最適なため、高級コードバンベルトに使われている部位です。

しかし、プレリーのコードバンベルトは19,440円(税込)というコードバンベルトの中でも最安の価格帯なので、コスパ最強といえます。

そのため、コードバンベルトの入門として選んでみるのもいいかもしれません。

幅30mmで、「ブラック」と「ダークブラウン」の2種類があります。

サイズはフリーサイズ(95cmまで)です。

丸正(マルショウ) コードバンベルト

 

 

革小物作りの根底にある「職人気質」を大切にして、ものづくりに取り組む「丸正(マルショウ)」。

創業55年以上の老舗革小物製造会社です。

裁断から縫製まで全ての工程を職人の手作業で作っているので、完成まで途方のない時間を要しますが、しっかりとした作りの完成度の高い最高のベルトが仕上がります。

もちろん、革もこだわり抜かれたものだけを使用します。

これまた、日本の職人が手がけた国産の水染めコードバンを使用しているので、革本来の風合いを残しながらコードバンの深いツヤを演出しています。

日本の職人の技術を堪能したいという人は、この丸正のコードバンベルトを選ぶのがおすすめです。

価格は21,600円(税込)

幅30mmで「ブラック」と「ダークブラウン」の2種類です。

サイズはフリーサイズ(95cmまで)となっています。

まとめ

ということで、コードバンのベルトについて書いていきました。

レザーは年々価格が上がっていますが、コードバンは特に取れる量が少ないので、今後は高騰が予想されます。

いずれ、一般人には手の届かない代物になる可能性があるので、コードバンのベルトが気になっている人は早めに買うのがいいと思います。

今回紹介したような高品質のコードバンベルトなら何十年も使えるので、長い目で見ればコスパも高いです。

コードバンの経年変化を楽しみながら、これからもファッションを楽しみましょう!

では!

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