大切な衣類を保管する上でハンガーは欠かせない。
おそらく、どの家にも必ず1本はあると思うがどのようなハンガーだろうか?
プラスチック、ポリプロピレン、スチール、アルミ、様々なハンガーが存在するが僕は、木製のハンガーを愛用している。
無印良品のレッドシダーハンガー
僕の好きな無印良品のハンガーだ。
木はレッドシダーで防虫、防臭効果に優れている。ウールのコートなどには必ずこのハンガーで保管するようにしている。おかげで虫に食われたことはない。
天然の防虫効果の良いところはまず人体に無害ということだ。
市販の防虫剤は強力だが発がん性物質の疑いのある危険な成分が含まれているものが多い。
そして、吐き気や呼吸障害を引き起こすピレスロイド系などはかなりの数の製品に使われている。
はっきりいって毒の塊だ。
考えてみれば当然の話で、虫を殺すような成分が人間には無害であるはずがない。
僕はそんなものを大切な洋服に使いたくない。僕自身の為にも。
人間にダメージを与えるレベルということは環境にもかなりの負荷がかかるということだ。
環境汚染は自分の子、孫に被害が転換される。
その点、レッドシダーは服にも人間にも優しい。
杉の良い香りが部屋に広がり、心を癒してくれる。
なかなか、すべてのハンガーを入れ替えるのは難しいので少しずつ、このレッドシダーに替えている。
ただ、最近はミニマリストというほどではないが、服の手持ちを減らしている最中なので遠くないうちに、すべての服をレッドシダーハンガーで保管できる予定だ。
ハンガーが増えれば増えるほど防虫、防臭効果も高まるので一石二鳥である。
天然木特有の効果
天然木なのでハンガー1つ1つ、表情が違うのも魅力だ。
ちなみにレッドシダーはシューキーパーにもよく使われる木なので防湿効果も高い。
梅雨のジメジメした季節ではカビの発生率も高まるし、生地自体も傷めてしまう。
つまり、レッドシダーは虫、臭い、湿気、そのすべてから衣類を守ってくれるのだ。
アロマテラピー効果というオマケ付きで。
天然の素材なので経年変化も楽しみの1つだ。
レッドシダーはその名の通り、赤みを帯びた木なのだが年月を経てシルバーグレイのような渋みを増した色に変化していく。
僕のハンガーはまだまだ若者なので赤みを主張した活発な木という印象だ。
これから年月を重ねるごとに貫禄ある姿になっていくだろう。
レッドシダーは木自体の生命力が強いので耐久性もかなり高く、何度も買い直す必要はない。
大切に扱えば一生、僕の洋服達を守ってくれるはずだ。
無印良品を選ぶということ
僕は、普段はファストファッションの店は利用しないのだが無印良品だけは好きでよく行く。
そもそも、無印良品は僕の中ではファストファッションではないのだけど。
無印良品にはモノの温かみを感じさせる商品が多く並んでいる。このレッドシダーハンガーもその一つだ。
安易な拝金主義を押し進める企業が多い中、品質にもこだわりが感じられるし消費者の立場になって商品を作っているのがわかる。
食品などは香料や添加物を使わないで素材の良さを生かしたモノが多い。
衣料品に関しては、例えば白いシャツなどは真っ白の色のモノがない。すべて生成りである。
これは漂白剤で漂白していない証だ。
無印良品は無駄なことは一切しない主義といえる。とても好感が持てる姿勢だと思う。
これからもこのハンガーのような一生使っていきたいモノを探しに無印良品に足を運ぼうと思う。
一度、無印良品の家も見学に行ってみたいものだ。
では!