引き続き、日本科学未来館に行った時の事を書きたいと思います!
ご覧いただきありがとうございます!
イティーです。
前回はこちら↑
前回は主に一階の展示を中心に周りましたので、今回は2階の展示スペースを見てみたいと思います!
2階は地球や宇宙関連の展示がメイン!
一階の展示スペースは液晶技術やロボット関連など、僕らの生活に密接に関わりあっているモノが多かったんですが、2階はもう少しスケールが大きく、地球の内部や宇宙に関連する展示が多い印象です!
なので、日本が誇る有人潜水調査船である「しんかい6500」の模型とかも置かれています。
人類が宇宙に行ってから50年近く経つわけですが、実は深海についてはまだ1割程度しか調査できていないんですよね。
宇宙空間の問題よりも”水圧”の問題の方がはるかに解決するのが難しいのです。
そういう意味で深海の世界はロマンがありますよね。
深海魚なんかもかなり謎な生物ですし!
1階がメインでしたが、2階にもロボットの展示はあります。
これはロボット手術の展示品。
これで、医者は遠隔で手術することが可能になったんだけど、まあこの分野のVRの発達でさらに飛躍しそうですよね。
VR空間の方が得られる情報量も多いだろうし、医療ミスは格段に減りそうです。
これは”人体”についてのアトラクションみたいです!
細胞について学ぶことができます。
混んでいたのでスルーしましたが。。
この辺は僕も何の模型なのか全くわかりませんでした笑
2階ではこのような機械があちこちに展示されていましたね。
災害に関する展示も!
これはなかなかエグかったですね〜。
地震や火山の噴火などの自然災害によって、人口の何割が被害に遭うのかなどをシミュレーションする機械です。
災害は色のついた”ボール”に見立てられて、そのボールが人の模型を吹っ飛ばしていくという演出です。
地震や噴火によって生成されたボールが次々と人を倒していく様は、僕らが”幸運”という名の下に地球に生かされているんだなと実感させられます。
僕らはいつ死んでもおかしくないですからね〜。
ちょっとオシャレなオブジェ的なモノもありました!
赤く光っている穴を覗くと各展示品が見られる様になっています。
ノーベル賞で話題になったアレも!
展示スペースを進んでいき、そろそろ出口付近という所でやけに大きな装置がありました。
そうスーパーカミオカンデの模型です。
ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんの素粒子の研究で使われる観測施設ですね。
施設の中に入ってみます!
これが素粒子の一つである「ニュートリノ」を観測している状態らしい。
そもそも、なぜノーベル賞を受賞したかというと、ニュートリノに質量があることを発見したから。
それが何?って感じだけどこれは、物理の常識を一変させた出来事だったみたいです。
てか、僕なんかは中学生の時に「一番小さい物質は原子である」って学校で習ったからその原子よりも小さいい”素粒子”なんか言われてもピンとこないんですけどね。
とりあえず、素粒子の一つである”ニュートリノに質量がある”ということは宇宙の謎の解明にもつながる可能性のある大きな発見だったということです!
詳しくはggrks笑
最後はやっぱり地震関係の展示でした。
過去から現在のリアルタイムまで世界で起きた地震を表示できるみたいです。
これで見ると2011年3月11日がどれだけ異常だったかがすぐわかります。
地震が起きると画像のように黄色い円が現れるんですが、3月11日は円の数も規模も桁違いでした。
南海トラフなんてきたらどうなってしまうんだろうと怖くなりましたね。
最後は休憩スペースで一休み!
窓が大きくて眺めが最高です!
この丸いドームでは3D映像での作品を見ることができます。
この時は「9次元からきた男」というプログラムをやっていました。
これも、素粒子のお話です!
てことで、久々にこういう教育施設的な場所に来たけど普通に面白かったですね。
子供も大人も楽しめる施設だと思います!
自動運転や人工知能など、これから僕らの社会は科学技術によってめまぐるしく変貌していきます。
むしろ今でもそうですね。
だから、少しでも”科学”というものを理解していかないと生活にも支障をきたしていくと思うんですね。
子供はこういう面で柔軟に適応していくんですが、問題は僕ら大人の世代です。
個人的に柔軟性が乏しい大人が多くなってきていると感じているので、これからの社会の変化に対応していくためにも日本科学未来館みたいな施設で好奇心を刺激されるのは必要な事だと思いますよ!
科学ってめっちゃ面白いですからね!
では!