前回はキャノンデールのCAAD8を購入するまでのいきさつを書いたので、今回はそのCAAD8の詳細について。
そもそも、キャノンデールとは1971年創業のアメリカの自転車メーカーで、アルミの製造に定評があるメーカーです。
今回のCAAD8はそのキャノンデールのロードバイクのエントリーモデル的な位置づけで、初ロードバイクにこれを選ぶ人も多いです。
その理由はキャノンデールがアルミフレームメーカーの老舗だということ。
基本、アルミフレームは耐久性が高い反面、カーボンより重く、路面の振動などを拾いやすいなどの弱点があるんですが、キャノンデールは長年アルミの研究を続けてきたメーカーなんで、上手く設計による工夫でその弱点を昇華しているんです。
だから、『初めてのアルミバイクはキャノンデールで』と言われるようになったわけです。アルミに対する信頼が他メーカーより高いんですね。
目次
CAAD8 105のスペック
CAAD8の全体像。
ロード自体そうなんですがキャノンデールは特にイケメンなロードが多いですね。
シュッとしててシャープないでたち。
フレーム重量も約1300gということでかなり軽い。
これにコンポやハンドルやサドルとか付けても、片手で楽々持ち上げることができる。
まあ、この軽さが逆に盗難にも繋がってしまうのだけど、そこはまた別の話ということで。
全体的にライムグリーンとブラックを基調にカラーリングされているので、「cannondale」の文字もブラックで力強い感じ。
一緒に写ってるドリンクホルダーもキャノンデール(別売り)で、カラーを合わせてみました。
もちろん、ペダルもライムグリーン。
初ロードだったんで初めて知ったんだけど、スポーツバイクってペダルが付いてこないんですね。
別売りで安いの買いました。
本当は足が固定される「ビンディングペダル」がいいのだろうけど、家の回りは信号も多いので普通のフラットペダルに。
今のとこ特に不満もないんで、このままフラットでいきますかね。
悪名高いBB30は今のところ問題なし!
コンポは基本シマノ製だけど、クランクだけはFSAという台湾メーカーのものが採用されています。
なぜ、すべてをシマノで合わせないかというと、「BB」という規格のせいなんですね。
BBとはフレームとクランクを繋ぐ穴の部分のこと。
ようは、プラモデルみたいにフレームにクランクをはめる穴が空いていて、そこにクランクを差し込むことで組み立てるんだけど、その穴にも色々規格があって、大きさが異なるんです。
キャノンデールは「BB30」という独自規格を使っていて、シマノのクランクを装着できないというわけ。
BB30の方が剛性が高まって、ぺダリングしやすいというのがキャノンデールの言い分だけど、防水性が低く、砂や泥が溜まってぺダリングすると異音がするなんて話もあるのであんまり人気ありません笑
今の所、僕のCAAD8は異音の問題は起きてないけど、気を付けなきゃな~って感じです。
キレのいい105のディレイラー
シフトチェンジの時に活躍するフロントディレイラー。
このCAAD8は11速の105モデル。
リアが11速でフロントが2速の計22速で調節することができる。
今までのママチャリだとギアは多くて6速とかだったから圧倒的な差です。
道路の傾斜は常に変化するんで、その度にシフトチェンジして足に負担が掛からないようにするんですが、11速もあれば細かな微調整が可能で足を温存することができます。
100km以上のロングライドとかだと、これが後々効いてくるんですよね~。
これから下位のtiagraとかも11速対応になってくるだろうから、互換性とか考えたら11速対応のコンポにしといた方が後々困らないと思います!
ブレーキは残念ながら105ではないです
そして、ブレーキ。
残念ながら、ブレーキはシマノだけど105ではなく、下位パーツが付いてます。
コスト削減の為でしょうね~。
今の所、ブレーキの利きに問題はないですが、ここは余裕があれば105のブレーキに変えたいですね。
そんなに高くもないし!
一応、ロードバイクは坂道だと50km/h超えも珍しくないんで、ブレーキが悪いと命に関わることもあります。
ここはケチらない方がいいんじゃない?というのが僕の印象です。
前後のブレーキを105化しても7000円程度だからコスパはいい部品と言えますしね!
クリック感が気持ちいいSTI
ハンドルのSTI(デュアルコントロールレバー)です。
これ、最初は戸惑ったけどすぐ慣れました。
ブレーキと変速をこのレバー1本でできる素晴らしいシステムなんですけど、変速時のカチって音も気持ちいいし、ブレーキもホント静かでピタッと止まれるし、やっぱママチャリとは次元が違う乗り物だなと思いましたね。
まあ、値段もママチャリ10台以上買える値段ですが笑
僕は、乗り始めて間もない頃はリアの変速しか使っていなかったんですが、最近やっとフロントの変速も使いこなせるようになってきました。
やっぱり、急な激坂の時はフロントをインナーに落とした方が楽だし、ちょっとした坂でも、リアを上げて、フロントを落とすみたいな調整もできるので組み合わせ次第で色々な使い方ができます。
シフトチェンジの時は『運転してる感』もあるんで気分いいです笑
車のマニュアル運転が好きな人とかは結構ロードバイクもハマる気がしますね~。
走るのがホント楽しいです。
タイヤはシマノだけど。。。
タイヤはシュワルベ、ホイールはSHIMANO WH-RS010というやつ。
まあ、シマノなんでめちゃめちゃ悪いホイールというわけじゃないけど、とりあえず付いてるレベルだよね。
重量も重いし、いわゆる「鉄下駄」と呼ばれるホイールです。
といっても僕はまだまだ、いいホイールの味なんて知らないんで、とやかく言える立場じゃないんですけどね笑
ロードのパーツで変えると一番変化を実感できるのがホイールらしいんで、これも余裕があれば変えたいと思います。
ブレーキと違って、ホイールはいいお値段するから本当に余裕がないと無理です。お金貯めるか。。
あと写真の通り、バルブキャップをアルミに変えてます。
500円くらいでカスタムしたっていう満足感が得られます笑
違う角度から。うん、細い。
といっても、これでもこの2015年モデルから少し太くなったようで、25cのタイヤを履いてます。
それまでは23cだったらしい。
やっぱり、レース志向よりもポタリングとかの方が需要あるんでしょうね。
タイヤを太くすると、乗り心地良くなりますから。スピードは落ちるけど。
タイヤもいずれ変えたいな~。
こっちは1万円以内で変えられるんでホイールより気軽にカスタムできますね。
パナソニックのパナレーサーとか良さげで気になってます。
サドルもcannondaleの文字が。
僕はロングライドメインなんでサドルを前に出してます(ロードはサドルを前後に動かせるんです)
スピード重視の人は前傾姿勢になりやすいようにサドルを後ろに持っていくのがいいです。
その分、態勢は辛いです。
ちなみに、120kmのロングライドをした時はお尻が痛すぎて死にそうでした。ロードのサドルってホント硬いんですよね。
ここは今後の課題です。
とまあ、ざっくりな感想を述べていきましたが、詳しい性能を知りたい人はショップのページとかに詳しく載ってるんでそちらを笑
基本丸投げですw
アルミの振動吸収性を上げる為に、複雑な設計方法を用いたりとかなりキャノンデールのこだわりが詰まった1台なんです。
CAAD8の他に、CAAD12というモデルもあるんですが、そちらはCAAD8の上位という位置づけです。ただ、CAAD12はレース志向が強いので、速さを求めない人はCAAD8で十分かと。
とりあえずロードバイク始めてみませんか?
最後に、『千葉の海とCAAD8』
うーん、やっぱ様になるな!
僕はこのCAAD8で色々な場所に行ったんですがその記事も今後書いていこうと思います。
↑CAAD8で館山までロングライドしてきました!
ロードバイクはカスタム次第でオリジナルの一台になるし、運動量も多いので運動不足の人にはぜひオススメしたい遊び道具です。
僕はだだハマりしてます笑
今後、ロード人口がもっと増えることに期待です!
↑一緒に買ったもの