こんにちは、イティーです。
ロードバイクのタイヤは高気圧なので、すぐに空気が抜けてしまいます。
空気は持って5日ほどでしょうか。
5日おきに空気を入れるのって結構面倒臭いんですよね。
しかも、安物の空気入れだとやたらと空気が入りにくい!
でも、いい空気入れは結構高いし…。
そこで今回、「HIRAMEのポンプヘッド」を導入してみたので、レビューと取り付け方を詳しく解説していきたいと思います。
目次
ヒラメのポンプヘッドを購入!
これが、ヒラメのポンプヘッドです。
自転車乗りの間で“最強のポンプヘッド”と呼ばれています。
この芸術的な佇まいからも最強の名にふさわしい。
とにかく美しいですね…。
このヒラメのポンプヘッドは、レバーが「横カム」と「縦カム」の2種類のものがあるんですが、今回は「横カム」を選びました。
大抵、ヒラメのポンプヘッドを購入する人は「横カム」を選びます。
縦カムだと構造上、ホイールのシャフトに当たってしまうんですよね。
横カムは、レバーが横に動くのでそういった意味でも取り回しのしやすさが魅力です。
性能自体は、横カムも縦カムも一緒ですが、僕は断然横カムをおすすめします。
ヒラメのポンプヘッドの取り付け方
ヒラメのポンプヘッドを空気入れに取り付けるには、少し手間がいるのでここで解説していきます。
と言ってもすごく簡単なのでご安心を。
①空気入れのホースを切断する
まずは、空気入れのホースを切断して、元からついていたポンプヘッドを切り離します。
このホース結構硬いです。
工作用のハサミだとハサミが壊れるので、丈夫なカッターでゆっくりと切断してください。
かなり根元の方をバッサリと!
ちなみに、今回ヒラメのポンプヘッドを移植するのは、トピークのJowBlow SportⅡです。
おそらく、多くのロードバイク乗りが使っているであろう定番の空気入れですね。
なかなか使いやすい空気入れなんですが、ポンプヘッドのプラスチック感が安っぽく、空気を入れている時によく注入口から空気が漏れるのが不満でした。
②ホースバンドを用意する
さあ、あとは切り口にヒラメのポンプヘッドを差し込むだけ…
とその前に、この「ホースバンド」を用意してください。
ポンプヘッドを差し込んでも、空気圧の影響ですぐに抜けてしまいます。
そこで、このホースバンドでしっかりと固定する必要があるのです。
これは、ヒラメのポンプヘッドを取り付ける上で絶対に必要になるものなので、必ず用意してください。
この「SK11強力ホースバンド」がおすすめですね。
僕もこれを使いました。サイズは「小」を選びましょう。
③力一杯、ヒラメのポンプヘッドを差し込む
では、ヒラメのポンプヘッドを装着していきます。
ホースの穴はとても狭いので、ここは力に任せて無理やりねじ込んでください笑
この作業が一番大変ですね。
だいたい、3cmくらい入れば十分です。
そして、注意しなくてはならないのが、ポンプヘッドを装着する前にホースにホースバンドを通しておくことです。
これを忘れると、せっかく苦労してポンプヘッドをねじ込んでもやり直しになってしまいます。
そして、取り付け完了した状態がこれです。
ホースバンドは、マイナスドライバーでネジを回して固定する強さを調整してください。
かなり、きつくしといた方がいいですよ。
さあ、これでトピークの空気入れが超高級空気入れに生まれ変わりました!
早速、ロードバイクに空気を入れてみましょう!
ヒラメのポンプヘッドで空気を入れてみる
さあ、ではヒラメのポンプヘッドの使い心地を試してみましょう。
ワクワクしてきますね〜。
愛車のキャノンデールのCAAD8に空気を注入です。
まずは、レバーを開いた状態でバルブに差し込みます。
この状態では固定されないので、手で支えた状態でポンプヘッドをバルブに押し込んでください。
そしたら、レバーを下ろします。
最初は少し固いですが、ポンプヘッドがバルブを噛むのが分かるので、その状態までレバーを完全に下ろしてください。
この時点で、今までの空気入れより何倍もやりやすいのが実感できます。
前のポンプヘッドは、差し込む時に少しでも斜めだと上手く固定されなかったので。
ヒラメのポンプヘッドは差し込みがとにかく楽です!
レバーを完全に下ろすと、手で支えなくても固定されます。
あとは、空気を入れるだけです。
実際に空気を入れてみてかなり感動しました。
まず、空気を入れている間にポンプヘッドが一回も抜けないこと。
以前のポンプヘッドは、空気を入れている時にプシュっと抜けることが度々あったんですが、ヒラメのポンプヘッドはそのようなことはありませんでした。
そして、ポンピングが非常に楽になりました。
今までより力を入れずに簡単に空気が入るんです。これは本当にすごい。
最後に、空気漏れがほとんどない。
今までは、空気を入れ終わってポンプヘッドを外すとシューっという音と共に圧力メーターが下がっていくのが普通でした。
でも、ヒラメはポンプヘッドを外した時も全く圧力メーターが動かない。すごい安定感です。
ヒラメのポンプヘッドには高性能な「逆流防止弁」がついているので、空気漏れがないのだとか。
ヒラメのポンプヘッドの凄さをまとめると、
- ポンピングの最中にポンプヘッドが抜けない
- 力を入れなくてもポンピングできる
- 空気漏れが全くない
となります。
ヒラメのポンプヘッドに変えると、これだけのメリットがあるのです。
何より、見た目がかっこいいので愛着が湧きますね。
空気入れという作業が少し楽しくなります。
それだけでも、ヒラメのポンプヘッドに交換する価値がありますよ!
まとめ
ということで、ヒラメのポンプヘッドのレビューでした。
スポーツバイクに乗っている人は、ぜひ使ってみてほしい一品ですね。
空気入れの労力が半分くらいになるので、乗る前に疲れたなんてことはなくなりますよ。
スポーツバイクに乗る以上、空気入れや空気圧の調整は避けて通れない作業なので、少しでも楽になるなら買って損はないと思います。
僕は大満足です!
では!