実はスイーツ大好きな僕だが、その中でも食べる機会の多いのがチョコレート。
普段はM&M’Sの業務用をちょこちょこつまんでいる。
M&M’Sのようなジャンク感のあるチョコも美味しいのだが、たまにショコラティエのチョコレートも食べたくなる。
創造性溢れるショコラは見た目にも楽しいし、もちろん味もコンビニのチョコとは比べものにならない。
ゴディバ、ジャン=ポール・エヴァン、ノイハウス、様々なショコラがあるが僕はピエールマルコリーニが一番気に入っている。
ショコラティエのお菓子は価格も高めでなかなか買えないのだが、たまにの贅沢として楽しんでいる。
ピエールマルコリーニとは
ピエールマルコリーニはベルギー生まれでショコラティエ、パティシエ、グラシエ、コンフィズリエの4つのディプロマ(卒業証書)を持つ数少ない人物で、チョコレートの鬼才と呼ばれている。
材料へのこだわりが半端ではなく、特にカカオは買い付けから調合、焙煎まで自ら行うという徹底ぶりだ。
ビターなものからホワイトチョコレートのような甘さの強いものまで独自に昇華する技術は、僕のようなたまにしか食べないライトユーザーでも一口食べただけで感じることができる。
チョコレートの奥深さを誰でも味わうことができるのだ。
6つとも個々の特性を持っており食べていて飽きない。
塩キャラメルを使ったものや、ビターなものまでバラエティ豊かな面々だ。
ベネズエラ、ジャバ、マダガスカルのカカオを使用しており、苦みは強めだが他の素材との組み合わせによって苦みの感じ方も微妙に違ってくる。
カカオを理解し尽しているからこそ可能なことなのだろう。
誤解されているがチョコレートは本来は健康食品
そもそも、チョコレートは肥満、虫歯、肌荒れなど身体へのトラブルを引き起こすものと考えられがちだが、全くの誤解である。
それらのトラブルの原因はチョコレート自体ではなく、製品化する際に大量に使われている砂糖だ。
どうしても市販のチョコレートではコストの関係もあり、カカオ本来の味を活かすことができず、砂糖で甘みを増やして販売されている。
しかしカカオには元々、薬として食されていた歴史があり、古代から人の健康を守ってきた。
良質な脂肪を多く含んでいるため、血中のコレステロール値が上がるのを防ぐ効果があり、カカオ・ポリフェノールの強力な抗酸化作用により、老化防止や免疫向上も期待できる。
虫歯になりやすいというのも間違いで、カカオパウダーは抗菌作用や歯垢を出来にくくする作用があることもわかっている。
他にも書ききれないくらいチョコレートには健康促進の効果があるのだが、やはり共通するのはそれを阻害しているのが砂糖ということである。
砂糖も摂取量を守れば問題ないがチョコレートに使われる砂糖は明らかに多すぎる。
メーカー側の都合でチョコレートが悪という図式ができてしまったのは非常に残念である。
ピエールマルコリーニは素材本来の甘みなので安心
ピエールマルコリーニのチョコレートは良質なカカオに、素材本来の甘さを生かしているので砂糖がドバドバ使われているということもなく、安心して食べることができる。
古代から人々を守ってきたチョコレート。
それを現在の技術と、深いチョコレートへの愛で形にするピエールマルコリーニは職人というよりは芸術家に近いのかも知れない。
では!