この先、どうあっても日本が衰退してしまうたった一つの理由


Sponsored Link




Sponsored Link





こんにちは、イシイマサユキです。

今回は非常にネガティブなテーマですが、この先どうあっても避けられないことだと思ったので書きますね。

こういうテーマで書くと「左寄り」とか「あっちの国の人」とか言われそうですが、僕は日本人でしかも、日本が大好きです。

まあ、このブログの他の記事を読んだことのある人はわかると思います。

日本の文化の素晴らしさについてよく書いてますからね。

それを踏まえた上で今、日本は衰退の一途を辿っていることを理解してもらえれば幸いです。

理由はシンプルにたった一つ

一人当たりのGDPが先進国(27か国)の中で最下位とか、少子高齢化によって社会保険制度が崩壊寸前とか、挙げたらきりがない程の問題がありますが、今回はあえてそういう専門的な面にはあまり触れないこととします。

では、本題の「なぜ日本は衰退してしまうのか?」

理由はとてもシンプルです。

僕たちは人類である前に「生物」です。

なので、人間だけが生物の理(ことわり)から外れるということはありません。

では、生物の理とはなんでしょうか?

それは、優秀な種が生き残り栄えていくということです。

「そんなの当たり前じゃないか」と思うかもしれません。

でも、「優秀」というのは人によって定義が違います。

”頭がいい”のが優秀だと言う人もいるし、”身体能力が高い”のが優秀と言う人もいるでしょう。

でも、実は生物における”優秀”の定義は歴史が証明しています。

それは、「変化に対応できる」ことです。

それはどういうことなのか?

詳しく書いていきます。

変化に対応できなかった恐竜

例えば、僕たち人類が生まれる前に地球上を支配していたとされる”恐竜”

研究が進み、なぜ彼らが滅んでしまったのかが少しずつ分かってきています。

一番有力な説が「地球環境の変化」です。

隕石によるものか、地殻変動によるものなのか未だによくわかっていませんが、何かのきっかけにより、地球の気候が変わり、その変化に対応できなかった恐竜が絶滅してしまったのです。(あくまで一説ですが)

そして、地球の変化に対応して生き残ったのが「哺乳類」です。僕たちの祖先ですね。

そこから長い長い年月をかけて人類が誕生していくわけです。

変化に対応できなかった”恐竜”と、見事に対応して生き残った”哺乳類”。

これは哺乳類が優秀だったから生き残れたという生物の理です。

まあ、この例だと種族間同士のマクロな話になるので、もう少しミクロな例の方がわかりやすいかもしれませんね。

他国の文化を積極的に受け入れた「織田信長」

学校で必ず習うので、もはや説明も要らないと思いますが戦国武将の織田信長は積極的に西洋の文化を取り入れました。

その中でも有名なのが長篠の戦いで使った「鉄砲」ですよね。

実は、長篠の戦い以前から、他の武将も鉄砲を使っていたのですが、織田信長ほど戰の主要武器としては扱っていませんでした。

その理由の一つが鉄砲の弾薬を補充するタイムロスです。

当時は連射なんてできませんから、撃つ度に補充するという隙だらけな状態だったのです。

それを織田信長は「三段撃ち」という数名で撃つタイミングを3段階に分け、お互いをカバーしあうという戦術でその弱点を克服しました。(これもあくまで一説ですが)

それもあって、当時圧倒的強さを誇った武田軍を破っています。

武田軍の将だった武田勝頼も刀ではなく、鉄砲を中心にした部隊を築いていれば勝敗はわからなかったかもしれません。

まあ、織田信長が貿易ルートを抑えていたんで、鉄砲が大量に手に入らなかったのかもしれませんが。

この話からも分かるように、変化(西洋の文化)にいち早く対応した織田信長が勝利しています。

信長はファッションも西洋風を取り入れていたという話もあります。

そのような信長の好奇心の強さが常識にとらわれない(変化に柔軟)スタイルの源だったのだと思います。

変化を嫌う日本

これらからも分かるように生物は常に変化を求められて生きてきました。

それはつまり進化とも呼べるでしょう。

キリンも、高い木の葉を食べる為に首を長くしました。

カンガルーは水分を蓄える為に汗腺をなくしました。

「最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き残るのでもない。唯一生き残るのは、変化できるものである」

これは進化論を唱えたダーウィンの残した言葉です。

では、今の日本はどうか?

僕はとても変化に寛容な国だとは思えません。

それは、ありふれた日常の中にも見られます。

例えば、今や国民の大半が持っている携帯電話。

スマートフォンが普及して随分経ちましたが実は、スマホとガラケーの割合はそこまで変わりません。

2016年3月の調査でやっと、スマホがガラケーの保有率を3%超えたという程度です。

つまり、実はまだ半分はガラケーを使っているということになります。

調査機関によってはスマホ普及率は39%と発表しているところもあります。

もちろん、スマホとガラケーの2台持ちorガラケーは法人契約という人もいるだろうから、ガラケーだけという人の割合は正確には出せません。

ただ、iPhoneが世に出て9年も経ったのに、未だにガラケー利用者がこんなにいるのは驚きです。

「なぜ、ガラケーを使うのか?」というアンケート結果も出ています。

やはり多いのが「操作方法を覚えるのが面倒」という回答です。

他には「2つ折りじゃないと落ち着かない」などもありました。

まあ、つまり変化に対応するのが面倒くさいというわけです。

スマホと電子マネーを使いこなすマサイ族

では、海外ではどうでしょうか?

例としてケニアの先住民であるマサイ族を挙げてみます。

マサイ族といえば、ずば抜けた身体能力で普通じゃ考えられないジャンプ力だったり、視力3.0もあったりと超人的な人々です。

ほとんどの人はマサイ族に近代的なイメージを持つ人はいないと思います。

しかし、その考えは改めなければいけません。

今のマサイ族は皆スマホも持っているし、インターネットが生活の中に溶け込んでいるのです。

いくら、ガラケーが日本独自のものだからって、マサイ族がスマホを使いこなしているのに、日本人は未だに使いこなせる人が半分しかいないってどうなんでしょう?

 

率直に日本ヤバくないですか?

 

僕は、この事実を知った時、かなりの危機感を感じました。

ちなみに、彼らはスマホ以外の電子機器も難なく使いこなせてしまいます。

そして、なんとマサイ族はスマホだけでなく、「M-PESA」というケニアで広がっている電子マネーも生活の一部になっています。

日本では「フィンテック」という言葉が囁かれてから時間が経ちましたが、まだモバイル決済の分野は浸透していません。

Apple Payがそのきっかけになれば良いですが。

そんな中、ケニアでは4割が「M-PESA」で決済されています。

これは、円の信用が高いこと(幻想なのだが)と、ケニアの治安が悪いことも原因の一つです。

ケニアではお金をそのまま持っているといつ盗まれるかわからないですからね。

でも、逆にそんな状況がケニアの電子化が進むきっかけになっているのです。

これから日本人が戦わなくてはいけない人達

今、世界中がITを使って様々なサービスを生み出そうとしています。

車も飛行機も、それから医療もIT化が進んでいます。

よく、これからはグローバル社会だから、他の先進国の企業もライバルになるなんて言われています。

でも、これって本当に先進国だけなんでしょうか?

勘の良い人はもう気づいていると思いますが、僕たち日本人は先進国だけでなく、マサイ族のような途上国の人々とも資本社会の中で戦っていくことになります。

今まではインターネットというインフラが届いていない国がまだ結構ありました。

しかし、「Google」「Facebook」、イーロン・マスクの「スペースX」などの企業が全世界でインターネットを使えるようにしようと動いています。

インターネットの普及率が上がれば、彼らのサービスのユーザーも増えますからね。

現にスペースXは地球上のすべての地域でインターネットを使えるようにする為、4000個以上の衛星を打ち上げようとしています

すると、何が起こるか?

今まで、インターネットがなかった途上国の人々もネットにアクセスできるようになるので、誰でも簡単に教育を受けることができるようになります。

そして、誰でも稼ぐことができるようになります。

ノウハウもネットにたくさんありますからね。

もしかしたら、マサイ族からGoogleのような企業が生まれるかもしれません。

先述の織田信長の話で例えると、マサイ族のような途上国の人達は「刀」「鉄砲」どちらを選ぶか?

もちろん、「鉄砲」を選びますよね。

途上国では「刀」も「鉄砲」も初めて使うものなので、使い方を覚える手間は一緒ですから。

対して、日本では大半が「刀」を選びます。

なぜなら、せっかく覚えた「刀」を捨てて「鉄砲」の使い方を覚えるのが面倒くさいから。

携帯電話の時と一緒です。

そうすると、技術力は世界でも有数なんだけど、「刀で戦う日本」とまだ、技術はないけど「鉄砲で戦う途上国」という構図になります。

もちろん、これは例えなので戦争の話ではないですよ。

経済の中でのことです。

そして、このままでは日本の大敗は目に見えています。

「刀」に固執している内は。

成熟しすぎたのが日本の敗因

なぜ、日本は「変化」できなくなってしまったのか?

これは日本が成熟しすぎてしまったことが原因だと思っています。

一時期は世界経済2位という躍進を成しえた日本。

ただ、その過去の栄光を忘れられない人がとても多いです。

今は中国に負けて3位ですよね。

3位でも十分すごいのですが、一人当たりのGDPで見ると先進国で最下位

ただ、過去の栄光があるので長時間労働でそれを補おうとする。

そして、GDPはもっと下がるという負のスパイラル状態が今の日本です。

そこで、一度リセットして変化に対応できればいいのですが、成熟しすぎた日本では「変化」よりも「維持」という力が働きます。

そして、それは「規制」という枠組みで行われます。

規制大国である日本はそういう意味でも「維持」に資本も労力も使ってきた国と言えるでしょう。

そして、イノベーションは規制のない場所で生まれます。

イノベーションを起こしたい日本企業には皮肉な話ですが。

ちなみに無理な維持が限界を迎えたのが、ここ数年の大企業の衰退です。

大企業の衰退は日本の衰退を意味します。

最後に

日本人として、日本の衰退を見ているのは辛いものがあります。

でも、このままではその時は確実に来るでしょう。

むしろ、もう来ていますね。

皆が織田信長のようにはなれないかもしれません。

日本は島国なので多様性というものを育ててこなかったですから。

でも、生物は進化できる生き物です。

日本人として、今が変化する時だと気づければ未来も変わってくるはずです。

あと、テレビで外国人が日本を賞賛する番組が流行っていますが、あれはかなり逆効果だと思っています。

今、日本人が気づくべきは「日本の栄光はとっくに終わっている」ということです。

事実をちゃんと認識した上で、自分たちの国をどうするのか皆で考えるのが健全ですから。

さあ、今こそ皆で「変化」しませんか?

では!

Sponsored Link
Sponsored Link