こんにちは、イティーです。
突然ですが、明日から電気のない生活になるとしたらどうしますか?
多分、ほとんどの人が生きていけないと思います。
僕もすっかり文明の恩恵にどっぷり浸かってしまっているので発狂すると思います。
特に、僕の場合は仕事でもプライベートでもiPhoneに依存している部分があるので、バッテリー切れ対策としてモバイルバッテリーを常に持ち歩いているくらいです。
ただ、モバイルバッテリーもコンセントが使えなかったら意味がありません。
「いやいや、電気が使えない時なんてないでしょ」と思っている人もいるかもしれませんが、東日本大震災以降、大きな地震が立て続けに起こっています。
3.11以上の大震災が起きて、電気が使えなくなる可能性はゼロではないのです。
こういうのはいかに最悪の状況を想定して準備できているかが鍵になります。
そこで、僕はいざという時に電力会社に依存しない「太陽光発電」を始めることにしました。
それが「ソーラーペーパー」です。
目次
Makuakeで支援していた「ソーラーペーパー」が到着
今回、紹介するYOLK(ヨーク)社が開発した「Solar Paper(ソーラーペーパー)」です。
以前にMakuakeで支援していたのがやっと届きました。
Makuakeとはサイバーエージェントが運営するクラウドファンディングサービスです。
クラウドファンディングについてはこちらの記事をどうぞ
このソーラーペーパーは「世界で最も薄く、最も軽い」ソーラー充電器なんです。
数年前は太陽光発電は何かとハードルの高いものと思われていましたが、現在は価格も下がり、気軽に試せるレベルになってきました。
ソーラーペーパー開封の儀
この黒い板がソーラーペーパーです。
思っていたよりずっと小さいです。
箱もシンプルでいいですね。
一緒にメッセージが入っていました。
しかも、手書きです!
こういうメッセージカードは手書きの方がもらった側は嬉しいですね。
ソーラーペーパー本体です。
ブラックとゴールドで統一されていて高級感があります。
いくら機能が良くてもデザインが微妙だと使わなくなるので、見た目はとても重要な要素です。
USBポートは2つあるので同時に2つのデバイスが充電可能です。
AとNAの表記がありますがこれは、Aにアップル製品を、NAにアップル製品以外を接続すると充電速度が速くなるようです。
NAにアップル製品を接続しても問題なく充電されるのですが多少、充電速度は遅くなります。
もし、iPhoneとiPadを同時に充電する場合はバッテリー容量の多いiPadをAに接続すると効率的に充電されるので速度も速い模様。
もちろん、スマホに限らずデジカメやゲーム機などUSBで充電する電子機器なら何でも充電できます。
ポータブル扇風機なんかもこれだけで動かせますよ!
このお洒落なケースに入っているのは、
パネルの接続に使うパーツでした。
そう、このソーラーペーパーは枚数を増やすと充電時の電力が上がる仕組みなので、充電するデバイスによって枚数を増やしたり減らしたりできるのです。
iPhoneの充電なら2枚でも十分なので、持ち運びも楽です。
iPadを充電する場合は4枚は必要ですね。
僕はいずれiPadを買おうと思っているので、今回は4枚注文しました。
まあ、普段使いなら2枚で十分ですね。
今回はクラウドファンディングでの購入だったので、おまけでこんなコードも同梱されていました。
これは、ソーラーペーパーを鞄などに付ける時に使用するみたいです。
もし、自転車旅行する時とかは僕もソーラーペーパーで充電しながら走行すると思うので、これを使ってみようと思います。
クラウドファンディング以外で購入した人は付属されてないけど、アウトドアショップで似たようなコードは売っているので、そちらで代用可能ですよ!
ソーラーペーパーのここがすごい!
では、この世界一薄いモバイルソーラー充電器である「ソーラーペーパー」の細部を紹介していきます。
うん、外で見るとさらにカッコイイな〜。
iPhone6よりも薄い!
「ペーパー」と言うくらいなのでとんでもない薄さです。
僕のiPhone6と比べてみても半分くらいの厚みです。
ちなみにソーラーペーパーの枚数は2枚です。
1枚の厚みは2mm。
もはや、1枚単位だと本当に紙のようです。
これだけ薄ければ持ち運びも簡単ですね。
大きさは千円札くらい
またもやiPhone6と比べてみるとこんな感じ。
大体、千円札と同じくらいの大きさですね。
正確には19cm×9cmとなっています。
ソーラーパネルとしては十分小さいです。
ソーラーパネルといえば個人で扱うには大きすぎるものばかりでしたが、とうとうポケットに入るまで小型化されたんですね〜。
技術の進歩が早すぎる!
マグネットで簡単に接続できる!
付属品でパネルを接続する為のパーツがありましたが、あれはあくまでどこかに吊り下げるなどの用途の時に使うもの。
普段はいらないんです。
なぜなら、この接続部分がマグネットになっていてくっつけるだけで電力を増やすことができるから。
昔、理科の実験で電池を並列に繋ぐ時とか、コードが必要だった記憶があるんですが、マグネットとは。。
これで、2枚分の電力が供給されるようになります。
1枚で2.5Wなので5W分の充電が出来ますね。
iPhone6だったら2時間半で充電完了する電力です。
このマグネットはかなり強力で、普通にしてればまず取れることはありません。
なので、紛失の心配はないですね。
デジタル電流計で電力を確認できる!
実際にどのくらいの電力を充電できているのか気になりますよね?
その為にこの液晶部分で現在発電している出力数を確認できるようになっています。
太陽光発電は設置角度によっても発電量が変わるので、この電流計を見ながらベストな位置に設置できます。
ちゃんと発電量を可視化できるのはありがたいです。
オートリセット機能が便利すぎる!
このソーラーペーパーの最大の特徴と言ってもいいくらいの便利機能が「オートリセット」です。
今までのソーラー発電だと、充電中に太陽光が遮られて充電が止まってしまうと、手動で充電を再開しなければならなかったんですね。
それを自動で再開してくれるのがオートリセット機能です。
これなら晴れたり曇ったりと微妙な天気の時も、基本放置で充電することができます。
曇る度にデバイスの電源を入れ直すとかストレスでしかないですからね。
これはかなり便利な機能ですよ!
実際にiPhone6を充電してみた!
では、実際に充電してみましょう!
まずはパネル2枚で充電してみます。
コツとしては太陽とパネルがちょうど90°の角度になるように設置するのがベスト!
なので、正午ならソーラーパネルを机の上にそのまま置くのが一番効率良く発電できるという感じです。
この日は晴れてはいたけど、太陽光が弱かったので不安でしたが2枚でも無事iPhone6に充電されていました。
出力量は0.5Aです。
では、3枚で発電するとどうか?
2枚でも充電できていたので、もちろん3枚でもしっかりiPhone6に給電されました。
結果は0.55Aです。
うーん、あんまり2枚の時より発電量が増えませんでしたね。
次に4枚だとどうでしょう?
ちなみに4枚だと10Wに相当するのでiPadも充電できる量です。
で、結果は0.7Aでした。
もう少し角度を調整すれば発電量も上がりそうですが、最初にしてはまあまあな結果ですね!
せっかくなので1枚でも実験してみます!
理論上は1枚ではiPhone6は充電されないのですがどうか?
結果は0.3A
なんと、iPhoneに充電されていました!
1枚でもいけちゃうんですね!
これは予想外でした!
ただ、1枚では太陽が少しでも雲にかかったら充電はされないと思います。
ちなみに、このソーラーペーパーは曇りの日でも充電できちゃうんです。
iPhoneの場合は曇りの日は3枚からが推奨されています。
日本は日照時間が短いので、曇りの日に使えないのでは話になりませんからね。
あ、そうそうソーラー発電できるガジェットは普通、バッテリーも内蔵しているものがほとんどなんですが、このソーラーペーパーにはありません。
だから、ソーラーペーパー自体に電気を留めておくことができないんです。
これは、携帯性を考えると理にかなっています。
それにバッテリーを積んでしまうと経年劣化してしまうので長期間使うことができません。
モバイルバッテリーに接続して充電すればいいだけだしね。
僕は、このAnkerのモバイルバッテリーに充電して、必要な時に使うことにしています。
ちょうど太陽が出ている時にiPhoneのバッテリーが切れるとは限らないしね!
まとめ
てことでいかがでしたか?
クリーンエネルギーは世界的にも注目されている分野ですが、日本ではまだいまいち盛り上がっていません。
これからは個人でもソーラー発電を気軽にできる時代になると思うので、今から経験しておくのは悪いことではありません。
それに、これで災害によって長期間停電が起きたとしてもiPhoneを充電することができます。
あとは、釣りとかキャンプの時にも使えますね!
電力も自由化された昨今、「電気は個人で生み出すもの」というスタイルが主流になっていくといいですね〜。
災害対策をしている人は多いと思うけど、「電気」の対策までしている人は少ないのでこれを機会に考えてみてはいかがでしょう?
もう、一般販売も開始していますね!
では!